(満3歳児〜就学前児童)
満3歳から小学校就学前までのお子様が、さまざまな遊びを通した教育を受け、小学校以降の教育の基礎を培うことができる、子どもが出会う一番初めの学校です。
お昼過ぎ頃までの教育時間のほか、園により教育時間前後や園の休業中の教育活動(預かり保育)などを実施します。
なお、幼児教育に従事する職員は、「幼稚園教諭免許」を有しています。
(0歳児〜就学前児童)
認定こども園は、幼稚園と保育所の機能や特長を併せ持つ施設です。認定こども園には幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型の4つの類型があります。
保護者の働いている状況に関わりなく、どのお子様も学校教育・保育を一緒に受けることができます。また、すべての子育て世帯を対象に、子育て相談や親子の交流の場を提供しています。
幼児教育と保育に従事する職員は、「保育教諭」又は「幼稚園教諭免許」、「保育士資格」のいずれかを有しています。
(0歳児〜就学前児童)
保護者の就労状況などに応じて保育が必要なお子様の保育を行う児童福祉施設です。
0歳から小学校就学前までのお子様に、健やかな発達を保障する養護と就学前に必要な教育を実施します。
一日11時間の開所時間の他に、園により延長保育や子育て相談、一時預かりなど様々なニーズに応じた保育を実施します。
保育に従事する職員は「保育士資格」を有しています。
保育年数の考え方
<幼稚園の保育年数には、1年、2年、3年保育の3種類があります>〜3年保育(3歳児・満3歳児)〜
満3歳で入園するのが3年保育です。3歳前後というのは、親から離れ、友だちを求めたくなる時期です。友だちとのケンカや仲直りを繰り返し関わっていくことで、人間関係や遊びの質を深め、社会性を発達させていきます。少子化時代の今日、一人っ子だったり、近所に友だちがいないなど、子ども同士で遊ぶ機会が持ちにくい環境で育つ子どもも少なくありません。そういう環境であればこそ、早く幼稚園に入り、様々な体験を通して社会性や感性を幅広く培う機会をつくっていくことが大切だと思われます。幼児期の心や生活を豊かに充実させていくという点から、2年より3年かけた方が、より多くの体験から幅のある豊かさを得られると思います。昔から「三つ子の魂、百まで」と言われるように、自我が芽生える3歳の時期の過ごし方が、その後の人生を左右するといっても過言ではないようです。
〜2年保育〜
満4歳で入園する2年保育。子どもの性格や成長によって、3歳から集団生活させるのは早いかな…と思われる場合は、無理せずに親子の時間をじっくりとり、2年保育にするといいでしょう。また、近所に遊び友だちがたくさんいて、その子たちと遊ぶ時間が十分にとれるなら、2年保育でも問題ありません。
〜1年保育〜
満5歳で入園する1年保育は、今は少数派。地域に1年保育の園しかないという場合は、1年保育でも仕方がありません。それでも小学校に入る前に、集団生活に慣れ、友だちを作り、基本的な生活習慣・態度を育み、身に付けていく幼稚園生活は、ぜひ経験させてあげたいものです。