『わたしの幸せノート』
「わたしの幸せノート〜園児たちからの贈りもの」幼稚園の先生を続ける意味を見出す「新米先生」の成長ストーリー。
〜園児たちから先生への贈りもの〜
心に花が咲くような、園児と先生のちょっといい話をお届けします。 未来の人づくりに役立ちながら、毎日幸せのプレゼントをもらえる仕事って、 他にありますか?
先生たちのまねっこをする子どもたち
園庭で遊んでいる時に、転んで怪我をしてしまったAちゃん。すると、同じクラスのお友だちが周りにたくさん集まって来て、心配してくれました。水道場で手当てをしている間中も、「大丈夫?」「痛かったね」「消毒は痛いけど、ばい菌バイバイするから頑張って!」など、普段の先生の掛け声をまねっこしながら、ずっと見守ってくれました。
手当てが終わった後は、「よかったね!」「よし、また遊びに行こう!」というお友だちからの声に、Aちゃんも嬉しそうにまた遊びに向かってくれました。
いつも先生の声掛けや行動をよく見てくれている子どもたち。「見られている立場」だということを改めて意識しつつ、優しい子どもたちの姿に心が温かくなりました。
おすし大好き先生(先生3年目)
ピンク先生、うれしかったよ
新学期が始まったばかりの頃、「ピンクの先生」「青の先生」など、その日に着ているTシャツの色で私の名前を呼んでいた園児がいました。
しかし、ある日突然、「◯◯先生!」と名前を呼んでくれるようになりました。
保護者の方にそのことをお話しすると、家では「◯◯先生大好き」「幼稚園楽しい」と話していると教えていただきました。幼稚園が楽しいと思える場所になっているということに、心があたたかくなりました。
N.Nちゃんみー(先生3年目)